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糖尿病に欠かせない栄養素

UPDATED 2019.10.10 06:56

前回は、血糖値をコントロールしていくのに欠かせない複合炭水化物についてお伝えしていきました。そして、今回は糖尿病を改善する際に必要と言われている栄養素についてご紹介します!

血糖値調節に欠かせないクロム・亜鉛・マンガン

クロム・亜鉛・マンガン、これらは血糖値を調節する糖尿病の人には欠かせないミネラルです。

この3つのミネラルを豊富に含んでいる食材は「小麦麩(こむぎふすま)」です。小麦ふすまとは、小麦粉となる小麦の胚乳部を除いた、外皮の部分や胚芽などの表皮の部分のことを指します。

さらに、これら小麦ふすまは肝臓の機能を改善させるケイ素も含まれていますので、糖尿病には打って付けの食べ物だと言えます。

小麦ふすまを使ってパンやクレープを作って食べるのがオススメです。

ちなみに、白砂糖、精製塩、また精白粉といった食品は、精製の過程でこれらのミネラルが取り除かれてしまいます。

このため、以上の3つのミネラルを得るためにも未精製のもの、つまりオーガニックの食品を選ぶことが重要だと言えます。

クロロフィル

クロロフィルは糖尿病の改善に色々な形で重要な役割を果たしてくれます。

第一にクロロフィルは私たちの体に必要なミネラルの吸収を最大化してくれます。先の血糖値を調節するミネラルを体内に多く取り入れるためにも欠かせません。

次に、クロロフィルは細胞の再生を促進する効果があります。これによって、偏った食生活によって大きく負荷がかかってしまった膵臓や肝臓の回復の促進を期待できます。

そして酸性に傾き、毒に侵され、様々な炎症によって損なわれた血液を元の健康な状態に戻す働きがあります。

クロロフィルが豊富な微細藻類

具体的なクロロフィルが豊富に含まれている食材として、スピルリナやクロレラといった微細藻類(マイクロアルジェ)が挙げられます。

特に微細藻類は解毒効果が高く、体に溜まった毒素を抜くのに最適な食べ物であると言われています。

解毒作用が強いため、微細藻類を摂取し始めると胃の不快感、吐き気、胸焼け、また前頭における軽い頭痛といった症状が現れることもあります。

しかし、これらの症状は体の毒素が体表から排出されるために生じる好転反応の一種だと言えます。ですから、自分の体に悪い影響が出たと思ってしまい、途中で止めてしまわないように注意する必要があります。

人によっては、この好天反応が強く出過ぎてしまう人もいるため、最初の2、3週間は標準の摂取量の1/5から1/10まで少なくして摂取すると良いと思います。

また、体の毒素が溜まっている人ほど、微細藻類による解毒効果による好転反応が強く現れてしまうため、最初の摂取量を少なくすることが好ましいと言えます。

基本的に微細藻類(に限らずその他のサプリメント)は1週間のうち最大で6日間摂取することが勧められています。

そして、ダメージを受けた肝臓や膵臓を再生させるためには少なくとも1年間は継続して摂取し続けることが大事だと言われています。

食べるタイミングとしては、食間または食前が良いとされています。

微細藻類をタブレットで摂取するものはその消化・吸収率を上げるために、口の中でタブレットを噛み砕き、その後十分な水を飲んで下さい。

タブレットを噛み砕くのが嫌だという人は、パウダー状になったものか顆粒状になったものを水や湿り気のある食べ物と一緒に食べてみて下さい。

次回は代表的な微細藻類であるスピルリナとクロロフィルの摂取量について解説していきます。