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東洋医学医師 食について語る③

UPDATED 2019.09.27 05:52

・なぜこのプロジェクトに携わろうと思いましたか?

このプロジェクトに携わろうと思ったのは
「食を通じて健康になれる」という考えを多くの人に広めたいと思ったからです。

先ほど述べたように、とても身体が弱かった状態から普段の食生活のおかげで
健康な身体になった体験を私自身がしているので
食べ物には素晴らしい力があると強く実感しています。

また今から2年ほど前から
食べ物やスーパーフードのことを本格的に調べ始め
自分の食生活を抜本的に変えてみる試みをしました。

それまでは食材の質などは気にしていませんでしたが
なるべく有機野菜や自然な環境で育った牛や鶏の肉を買うようにしました。

これに加えて当時自分に必要だと思ったスピルリナというスーパーフードを
4ヶ月間ほど摂取していました。

このように食生活を変えてから様々な身体に良い変化に気づくようになりました。

まず初めに感じた変化は疲れにくくなったことです。

昼ご飯を食べた後は眠くなることが多かったのですが
食生活を変えてからは一日中元気ハツラツと活動することができるようになりました。

また、疲れが溜まると顔がむくんでしまっていたのですが
このような症状もなくなりました。

最後に自分の中で一番驚いた変化が
好きだったお菓子や甘い物類を食べなくなったことです。

なぜ食べなくなったと言えば
これらが美味しいと感じなくなったからです。

特に、日本のお菓子を食べた直後に吐き気を感じるようになりました。

昔はスーパーで楽しみにしながら買っていたお菓子ですが
今では食べたいという願望も薄れてしまいました。

逆に、生野菜やフルーツといった自然の食べ物が
とても美味しいと感じるようになりました。

おそらくこの変化は、オーガニックの野菜やスピルリナを摂取することで
身体に溜まっていた毒素が抜けたおかげ
ではないかと思います。

そして化学調味料による洗脳が解かれ
本当の美味しさに気づくことができたと言えます。

これらは食によって本来の健康な姿に近づいた個人的な体験ですが
日々大学院のクリニックで患者さんを診ながら食の大切さも実感しています。

慢性的な病気を抱えている多くの人は
何を、どのように、いつ食べたら良いかといったことを知らないと感じます。

しかし、自分自身も大学院で栄養学について本格的に勉強するまでは
食の基本的な内容なんて全く知りませんでした。

クリニックに通う患者さんたちが少しづつ食生活を変えていく中で
彼らの五臓六腑、つまり内臓の働きが改善され
症状が消えていくのを目の当たりにしていきました。

患者さんたちが良くなっていく過程を見ながら
これほどにも食べ物の力というのは大きなものだということを日々感じています。

一方で、毎日の健康を支えていく食事はとても大切なのに
食についてなかなか学ぶ機会がないのは少し残念だと思います。

なので私はこのプロジェクトを通じて
東洋医学における栄養学のことや
「食を通じて健康になれる」ということを皆さんに知ってもらいたいです。

そして、自分の健康を自分で作っていけるような人が少しでも増えていけば
この世界がより良くなる
のではないかと思っています!